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電磁波過敏症ネットワーク
2005年6月14日更新

電磁波過敏症とは
「電磁波過敏症ネットワーク」
「私は電磁波過敏症です」
WHOの長官で前ノルウェー首相も電磁波過敏症


電磁波過敏症とは

 一体電磁波過敏症とはどういうものなのでしょうか。
 化学物質過敏症と同じとは言い切れませんが、かなり共通した部分があるようです。英語ではElectrical SensitivityとかElectrical Hypersensitivity などといわれており、微弱な電磁波(電場または磁場)をあびることで頭痛、胸痛、めまい、吐き気、あるいは発作を起こして倒れてしまうなど化学物質過敏症と同様の症状を起こしていることが報告されています。 米ダラスの「環境健康センター」では化学物質過敏症の診断治療の中に、電磁波過敏症を専門に診る医師もおり、数100例がこれまで診察された、ということです。
 スウエーデンでは労働団体TCOの調査で報告があり、市民団体FEBが活動しています。他にもドイツなど欧米各国では認知されつつあり、ケアも進められています。

 化学物質過敏症は農薬・除草剤、殺虫剤、防虫剤、新建材の接着剤の他、水道水などの塩素、塩化ビニール、芳香剤、ガス、タバコ、新聞・本などのインク、アルコール類、食品添加物などが原因物質となります。アレルギーの親せきのようなものということです。違いは、アレルギーが体の免疫機構の異常によるものですが、化学物質過敏症は自律神経の異常によるものということです。アレルギーよりもはるかに微量の原因物質に反応してしまいます。こうしたことから化学物質と並んで電磁波も同様の過敏症の原因に数えることができると思われます。

 北里大学では化学物質過敏症及び電磁波過敏症について研究し、電磁波が眼に及ぼす悪影響を調べるためのラットの動物実験で電磁波を浴びる時間が多いほど杉花粉症が悪化することを確かめ、報告しています。ドイツではフランクフルト近くに過敏症の患者を診断、治療、ケアする施設があります。いずれも自然環境の豊かな場所に作られ、建物についても壁をホーローにし床を自然石にしたり、照明などに電磁波の発生がないよう細心の配慮がされています。    
スウェーデンの施設ではテレビカメラの持ち込みも許されていないことがテレビでも紹介されました。ここでも紹介しているようにデンマークやアメリカでは電磁波過敏症患者の団体があります。

電磁波過敏症という名称について

 過敏症というといかにも本人が悪いような印象がありますが、化学物質でも電磁波でもからだにとって良くないものを正常に感知し避けようとする作用とも考えれることから、この名前は適切でないという指適もあります。敏感であるので敏感症とすべきであるとか、症状のない人をむしろ『鈍感症』と呼ぶべきだという意見もあります。

対策として

広い視野に立って環境問題をみる

  1. 家庭内電磁波の安全を確認
  2. 市町村単位で環境整備
  3. 国による適切な指導など
  4. 地球単位で環境を考える

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「電磁波過敏症ネットワーク」が正式に結成されました

2000年10月15日(日)午後1:30〜4:30中野区勤労福祉会館大会議室での記念講演に約40人が集まり、当面の活動の方向性などを提案、議論しました。
 佐藤清さんの講演内容は海外の化学物質過敏症のケア施設を紹介し、取り扱われている電磁波問題
での対策などについてもスライドで説明いただきました。講演・質疑応答はこちらへ

ネットワークの当面の運営

《名称》
電磁波過敏症ネットワ−ク

《組織の形態》
市民運動のネットワ−クなので有志が共同で運営することを基本とし、医師や専門家などの方々のアドバイスを得ながら、電磁波過敏症の存在の社会的認知に向けた運動に取り組む。
《スタッフ》
 事務局:ガウスネットワーク
 ガウスネットの運動とは不可分。会議など集まりの提案や資料やニュ−スの製作などについては当面ガウスネットで行なう。
 協力を約束してくれた医師は現在3名
他にもガウスネットに多くの医師の会員がいるので今後お願いしていく。

《連絡先》
 〒207-0016
 東京都東大和市仲原3-10-1 C-201
 TEL(042)565−7478
 FAX(042)564−8664

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私は電磁波過敏症です   (F・Aさん 30才 女性) 

 私は、電磁波過敏症が発症し始めたのは4年ぐらい前からだと思います。少しずつ少しずつ症状がヒドくなった様です。考えられるのは、まず私はもともとアレルギー体質で5年ぐらい前に部屋の壁紙を貼り変えその頃から不眠が始まりツンとした臭いがしばらく続いていて夜は窓を閉めるせいかよく息苦しくなり窒息感が続き、おかしいと思って環境を変えた方がいいのかなと思い隣の町に引っ越し、そこは鉄筋マンションでリフォ−ム済み、ツンとする臭いはしなかったのですが、入居後すぐくしゃみ、鼻水、目のかゆみ、のどの痛みが1カ月ぐらい続き、何かのアレルギーかなあぐらいにしか思っていませんでした。そこに住んでから買ったばかりの電化製品が度重なってこわれました。又、時々床下からブォ−ンというかそういう妙な音がして、ある時方位磁石を床の上におくとN極S極の向きが狂ってしまうのです。床の下に何かあると思いました。配線でしょうか。それから体がよく疲れるようになり、何でこんなに疲れるのかなと思っていたのとまた不眠が始まったりしました。
 約2年後上の階に引っ越しリフォーム済み、また同じ様なアレルギー症状が出たのと電化製品がこわれました。体調不調が続き、99年の夏に実家に戻ってきましたが後になってわかったことは、鉄筋マンションの近くに電車が走っていて、又、電車の車庫、変電所がありました。私はそれも原因ではないかと思います。
 私は化学物質過敏症もあり、臭いにとても敏感です。特に車の排気ガス、ディーゼルは息を吸えない程反応します。頭痛、のどの粘膜の腫れ、咳、窒息感、クラクラ、他にパラ剤、抗菌してあるもの、合成洗剤、新聞紙、文房具、消臭剤など数々過敏に反応します。
 化学物質過敏から電磁波過敏にもなった様です。
 電磁波過敏の症状は特に強く反応するのがまず、電車。電車でも路線によりますが、エアコンがついていて螢光燈がついている時特に出ます。吐き気、手足が冷たくなり、冷や汗(手のひら、足のうら)、しびれ、呼吸苦、胸痛、激しい頭の痛み、すごい動悸、そして降りるとおさまってきます。バスはエンジンの上のあたりに座っていると気分悪くなる様です。車は前の席がダメです。そしてデパートの中、これは配線が関係すると思います。スーパーはモーターの前かうしろに立つとグラッと平衡感覚を失います。コンビニエンスストアも反応します。 そして電気ファンヒーター、TV、洗たく機、冷蔵庫など電化製品はいろいろ反応。コンピューター(これは臭いと平衡感覚障害すごく強い)、螢光燈(真下にいるとグラッとくる)、ケータイTEL(特に着信時)、ケータイは何年か前は使えましたが平衡感覚障害がけっこうあるので今は使えません。使っていなくても近くで知らない人のケータイが鳴っている時、グラッときたり耳を通じてくるのか頭の中につき刺さる様な感覚と脳の細胞を破壊されるような感覚になります。両耳の上の方の頭痛や後頭部が重くなります。
 TVは目がチカチカし、まぶしいので今はひかえて見ません。螢光燈もまぶしく目に刺激があるので家の中でいくつかはずしました。

電気製品などと症状との関係

 この様な事から、今はとても物が豊富でとっても便利でよいのかもしれませんが、必要のない物まで多い様な気がします。私がこういう体質になってから食べ物にしろ日常品にしろ電化製品にしろ体に反応するものは有害なものでは・・・と感じてしまいます。
 電気がこの世の中とても増えたなあと思っています。デパート、オフィス、病院など夏にはクーラーががんがんで冬はエアコンがガンガンで人間の自然な体温維持が上手くできなくなってしまっているのでは・・・なんて思います。
 携帯電話など電車の中で平気で無視して話している方とかいますが、電車は電気で走っているので電車の電磁波プラスケータイ電話の電波障害。私が驚いたのは、ある大学病院で院内で医師がケータイ電話を使用していたのはビックリしました。心臓ペースメーカーの患者さんのことなど考えてもいないのでしょうか。
 私の症状は最近少し良くなりました。


《低周波音公害との関連について》がうす通信72号

                      がうす通信73号



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