がうす通信第121号(2013/6/19)


 NO!リニアデー  「リニア計画凍結を」

   署名1万9千筆、国交省へ


 リニア中央新幹線の計画が本格着工を目前に控えるなか、既定のことのように進められる計画に対して、再検証と凍結を求め、6月7日各地から住民・市民が国会周辺に集まった。この日は「NO!リニアデー」として、国交省への申し入れ、院内集会、官邸前行動と3つの行動を一気に取り組んだ。

院内集会から脱原発官邸前行動へ合流

 

 午後3時に国交省の正門前に遠くは大鹿村や山梨から、沿線ネットワークのメンバー40人全員が会議室に入り、国交省の担当者に署名合計19218筆と要請書を手渡した。

国交省で対応したのは鉄道局 幹線鉄道課 新見係長、技術企画課技術開発室 佐原課長補佐、施設課 松村課長補佐ら合計5名。

 「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」がこのときまで半年間集めてきた署名11668筆分と「南アルプスにトンネルを掘らないで」署名を631筆、さらに、大鹿村を中心として結成されている「NO!リニア連絡会」が独自に集めた「リニア中央新幹線計画中止を求める要望書」とした署名を6919筆分提出した。同時に「リニア計画の凍結を求める」申し入れ書を読み上げた。

 この後、一行は衆議院議員会館へ移動し、院内集会を開いた。地質学者の松島信幸さんが南アルプスにトンネル工事の危険性について、大鹿村の中央構造線博物館の河本和朗さんが「南アルプスの地殻変動、活断層、東海地震」について、お話された。そして、共同代表の川村晃生さんが、「リニアと人間〜衰亡への軌道」と題して講演し、リニアに至るスピード技術が人間にもたらしたものを文学の観点から解説された。

 また日本自然保護協会の辻村氏はリニアの環境アセスの問題について述べた。

 集会に参加した議員は、佐々木憲昭(共産、衆議院)議員。集会開催に協力いただいたのは田城郁(民主、参議院)議員、大河原雅子(民主、参議院)議員。

 最後に記者会見を開き、参加者は官邸前の脱原発行動に合流していった。