がうす通信第28号(1997/12/14)

【静岡】完成した電波塔を解体
授業中のぴりりり!


【静岡】完成した電波塔を解体

 ツーカーセルラー東海が静岡市瀬名の山間に今年2月から建設を始めていた鉄塔に対し、反対運動が起こったが、5月上旬には高さ56メートルの鉄塔が完成した。同月末、住民は2千名以上の署名を郵政省東海電気通信管理局に提出、同管理局は同社に「企業責任で住民の理解を得るよう」指導した。その後数回話し合いが行なわれたが平行線のままで、同社は建設を断念し、10月2日から解体作業がされ、7日には完了した。


授業中のぴりりり!鈴木知緒里(高3)

最近どこの学校も多いとは聞きますが、私が通っている高校でも、授業中に携帯電話のベルがたまに鳴ります。私はその音でビクリとし、勉強を中断されるのが不愉快でしたが先生も軽く注意するくらいで放置しています。先生はマンガなど私たちに害がないものを取り上げるのに害があるものをそのままにすることはおかしいと私は思っていました。
私の学校は校則はなく、先生が生徒を信頼して束縛などをしない校風があり、それでも自分たちの行動に責任を持って生活していることはとても気に入っています。
高2の時、授業の一環で『ディベート』があり、脳死、死刑の是非、安楽死、などいろいろなテーマで討論がおこなわれました。携帯電話もテーマとなりました。「携帯電話は必要である」肯定か否定かの議論が行なわれることになったのです。私は否定側になって討論しました。
 電磁波のことも少し勉強して臨んだので、肯定側のチームが便利さや科学の進歩、緊急時に役立つなどのことで必要性があることを言っていたのに対し、病院での医療機器や、人体への影響など電磁波問題も含めて話した私たちのチームが優勢に討論出来ました。この時の内容は知らない人もいたでしょうから、マナーの問題以外にも電磁波など携帯電話の問題があることをみんなに聞いてもらえてとても良かったと思います。この結果はクラスの投票で勝負を決めるのですが、20対2で圧倒的に私たち否定チームが勝つことが出来ました。判定は決して自分の感情を入れるのではなく、どれだけ相手を理論的に納得させられるかで決めることになっていたのでたくさんの支持を得られたのだという実感を得られ、大変意味があったと思います。
 授業中にベルが鳴ることにについて、先生に話してみましたが、学校として決める前に普及してしまったのですきをつかれてどうにも出来ないというような答えでした。
そこで今度は教頭先生に携帯電話が鳴ったら取り上げてほしいと話しをしました。教頭先生は「授業に関係ないものを持ち込むのは良くないことで取り上げるのが当然だし、実際自分の授業の時は鳴ったら取り上げている、職員会議でも話しをしましょう」と答えてくれました。
それからもしばらく他の先生の対応や授業の状態は変わりませんでした。そこでまた、教頭先生や校長先生にも話しにいきました。合計3〜4回話したと思います。
「それでは今度はプリントを配りましょう」とも答えがありましたが、携帯電話機を取り上げるようなことは見たことがありませんでした。最近、聖書の先生が「見つけたら取り上げなければならないので気をつけろよー」と言っていたのを初めて聞きました。ポケベルの電池切れのときなど時々電子音がなるのでまだ少し気になることがありますが、ようやく授業中に携帯電話の呼び出し音がすることはなくなり一応ホッとしています。
 私の申し出も少しは(大きくかも)効果があったかと思いました。