がうす通信第34号(1998/12/10)

【福岡】久留米市、携帯電話中継塔建設、地元への説明を義務付け


【福岡】久留米市、携帯電話中継塔建設、地元への説明を義務付け

 携帯電話基地局建設において起きている住民と業者のトラブルについて、久留米市では10月22日、マンションなどの建設に関する紛争防止を目的とした「市指定建造物の建築に関する指導要綱」の対象に、中継基地の鉄塔を加える方針を決定した。久留米市議会建設委員会で市側が明らかにした。
 これにより、建築基準法に基づく建築確認申請を出す20日前に業者は予定地内に建築物の概要を記した標識を立て、すみやかに地元住民への計画説明が義務づけられる。
 同要綱は、マンションやカラオケボックス、パチンコ店などを建設する際、地元とのトラブルを防ぐため、昨年5月に施行されていた。罰則はないが、従わない場合、建設に必要な建築確認が下りない。
 市内では11の中継基地局が稼働中でさらに6局の建設が予定されている。9月には土地区画整理事業敷地内での建設計画に対して、住民が建設を規制する条令の制定を求めて市議会に陳情書を提出していた。
 この陳情について同委員会は業者を参考人として呼び話しを聞くことにしている。

 (10月23日毎日、読売より)