がうす通信第36号(1999/04/20)

公正取引委員会が警告!
電磁波エプロン『キュートワン』防護グッズ『安心丸』など不当表示


公正取引委員会が警告!
電磁波エプロン『キュートワン』防護グッズ『安心丸』など不当表示

 電磁波99.9999%カットとか、電磁波を無害化するなどとうたういわゆるインチキな「電磁波防護エプロン」「防護グッズ」などについて高圧線問題全国ネットワークや日本消費者連盟などが不当表示であると申し立てていた件について、公正取引委員会はその事実を認め、今年3月31日付けで業者に対して警告を行なった。
 97年10月22日に行なった申し立てでは防護グッズとして「シール」「チップ」そして「電磁波防護エプロン」の3種類をあげ、「電磁波カット」とか、「電磁波の無害化」といった「効果」の表示について消費者に対して誤認を与え不当であることを実際の計測数値などの資料とともに訴えていた。
 「キュートワンNEW」「スクール・キュートワン」については電磁波99%カットあるいは99.9999%との宣伝を行なっているが、実際には100kHz〜3GHz領域の電磁波しか遮蔽効果はないこと、電場に関してはある程度の効果を有するものの、最も消費者が期待するパソコンや家電などから出る50〜60Hz領域の磁場については全く効果を持たないことを明らかにした。また、「あんしん君」「安心丸」についてはこうした商品のうたう「電磁波の無害化」については全く科学的根拠を有せず、測定によっても何ら効果のないことを明確にしていた。
 公正取引委員会としては申し立てのあった『あんしん君』の産陽商事、『安心丸』の(株)マインドフィットネス、『キュートワン』の光興業(株)については景品表示法第7条第1項により適用する独占禁止法第45条第3項の規定に基づき、これに違反するおそれがある表示であることを認め、法律上の措置は採らないながら、このような広告表示を行なわないようにするよう直接口頭で警告を行なった。
 また関連する同様の業者については今後も調査していく方針とのこと。